数値解析(製鋼)
電磁力適用の最適化による鋼材の品質向上

高温で溶けた鋼(溶鋼)を鋳型で冷やして固め、固まった部分を徐々に引き抜くことで長くつながった鋼材を作り出すのが連続鋳造設備です。この設備に設置されている「電磁コイル」は、様々な操業条件(鋼材の幅や厚み、鋳造速度など)に応じて鋳型内溶鋼の流れを電磁力で制御し、溶鋼中のガスや不純物を浮上させて鋼材のキズや割れを減らします。
当社では、物理法則に基づいたシミュレーション(数値解析)の高度化をはかることで、溶鋼内の電磁力、流速を精度良く求めることを可能としました。その結果、各製鉄所の操業条件に合わせたコイル設計が可能となり、製造条件も最適化できて品質が向上しました。当社の高級鋼材は、自動車や飲料缶など様々な分野で高く評価されています。
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